中国は、旅行中にモバイルデータが最も重要になる国かもしれません。支払いはほとんどがAlipay(アリペイ)かWeChat Pay(ウィーチャットペイ)、高速鉄道はアプリで予約、配車はDiDi、メニューの翻訳はカメラで行います。中国eSIMがあれば、到着してすぐにオンラインになれます。しかもデータは香港またはシンガポール経由で通信されるため、Google、WhatsApp、Instagramも、別途VPNアプリを使わなくてもたいていそのまま使えます。
中国eSIMとは
eSIMは、QRコードを読み取ってスマートフォンにダウンロードするデジタルSIMプロファイルです。当社の中国向けプランはデータ専用で、中国のSIMカードとは違い、パスポートによる登録は不要です。普段お使いのSIMは、通話とSMS用にそのままスマートフォンに入れておきましょう。中国ではこれが大切です。Alipay、銀行、予約サイトは、認証コードを普段の電話番号に送ってくるからです。
まずスマートフォンを確認
スマートフォンがeSIMに対応していて、SIMロックが解除されていることが必要です。最近のiPhone(XR、XS以降)、Google Pixel 3以降、Samsung Galaxy S20以降の多くがeSIMに対応しています。なお、中国本土で販売されているiPhoneの多くは、eSIMではなく物理SIMスロットを2つ搭載しています。確認するには、iPhoneで設定 › モバイル通信を開いてeSIMを追加があるかを見るか、*#06#をダイヤルしてください。EID番号が表示されれば、eSIMに対応しています。
ネットワークとエリア
プランによって、中国eSIMは全国規模の3つのネットワークであるChina Mobile、China Unicom、China Telecomのいずれかに接続します。都市部や高速鉄道の沿線ではエリアが非常に充実しており、主要都市では5G、国内の大部分では4G LTEが使えます。各プランのページに、接続するネットワークと、データが経由するIPの所在地が記載されています。
VPNが基本的に不要な理由
Googleのサービス、WhatsApp、Instagram、Facebookなど多くのサイトは、中国国内の通信回線やWi-Fiではブロックされています。中国eSIMのプランは、データを香港またはシンガポール経由で通信するため、これらのサービスはたいていVPNアプリなしで利用できます。ホテルやカフェのWi-Fiは今もフィルタリングされているので、GoogleとWhatsAppはeSIMのデータ通信で使いましょう。詳しくは、中国でVPNなしでGoogleとWhatsAppを使う方法のガイドをご覧ください。
データ量はどれくらい必要?
支払い、地図、配車、翻訳のすべてがアプリで完結するため、一般的な旅行なら1日1–1.5 GBを目安にしてください。自宅へのビデオ通話や動画の投稿が多い方は、もっと必要です。プランの容量については中国のデータ量ガイドをご覧ください。
eSIMのインストール
- eSIMは、Wi-Fiにつながっている出発前にインストールしておきましょう。プランは、中国で初めて接続したときに開始されます。
- iPhone:設定 › モバイル通信 › eSIMを追加 › QRコードを使用。Android:設定 › 接続(またはネットワーク) › SIMマネージャー › eSIMを追加。メールに記載されたQRコードを読み取ってください。
- 回線に「中国」とラベルを付け、モバイルデータ通信に使う回線として選択します。普段のSIMは通話とSMS用のままにしておきましょう。
- eSIM回線のデータローミングをオンにしてください(追加料金はかかりません)。普段のSIMのデータローミングはオフのままにします。
出発前にキャッシュレス決済を準備
AlipayとWeChatをインストールし、認証SMSを受け取りやすい自宅にいる間に、VisaまたはMastercardを登録しておきましょう。どちらのアプリも海外発行のカードに対応しており、中国では、お店やタクシー、観光施設の多くがこの2つ以外の支払い方法を受け付けていません。念のため、予備として少額の現金を持っておくのも賢明です。
困ったときの対処法
- データ通信ができない場合:eSIMのデータローミングがオンになっているか、またモバイルデータ通信の回線に指定されているかを確認し、スマートフォンを再起動してください。
- 電波が弱い場合:ネットワークの自動選択をオフにして、プランのページに記載されているネットワークを選んでください。
- それでも解決しない場合:ご注文時のメールアドレスを添えてお問い合わせください。24時間以内に返信します。
よくある質問
中国eSIMでVPNは必要ですか?
基本的に不要です。中国eSIMのプランはデータを香港またはシンガポール経由で通信するため、Google、WhatsApp、InstagramはたいていVPNアプリなしで利用できます。ただし、中国のホテルやカフェのWi-Fiは今もフィルタリングされています。
eSIMをパスポートで登録する必要はありますか?
いいえ、必要ありません。中国のSIMカードは実名登録が必要ですが、旅行者向けのeSIMはメールで届き、QRコードでインストールできます。
銀行やAlipayの認証SMSは受け取れますか?
はい、普段お使いのSIMで受け取れます。このSIMはeSIMと並行して有効なままです。ご契約のキャリアによっては、海外でのSMS受信にローミング規定に基づく料金がかかる場合があります。
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